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2021/08/27

甲府市が対策 小中校の分散授業導入

甲府市が対策 小中校の分散授業導入

 【山梨】甲府市の樋口雄一市長は26日記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、学校や飲食店への対策を発表した。公立小中学校で分散授業を導入するほか、県の休業や時短要請などに協力している飲食店への市独自の応援金を支給する。ワクチン接種の前倒しにも取り組む考えだ。
 分散授業では、児童や生徒がクラスの半分ずつ、日替わりで登校する。小中学校は始業式を27日にし、30日から9月10日まで分散授業を行う。小規模校1校を除く35校が対象。期間中に学校の授業日としては10日間あるが、児童や生徒が登校するのは5日間になる。
 飲食店などへの応援金の金額など内容は検討中だ。予算は2億1千万円を見込む。9月2日開会の市議会定例会に提案する。会見で樋口市長は「迅速な支援のために、申請書類はできる限り簡素化したい」。
 ワクチン接種の前倒しでは、50歳以上60歳未満の一般市民へのワクチン接種を1週間早める。9月6日に案内を送付し、9日から予約を受け付ける。接種は11日からで対象者は約2万6千人。妊婦の優先接種も4日から始め、パートナーや同居家族も対象にする。
 このところ、甲府市の感染者数が急増。8月18日から1週間の人口10万人あたりは81・28人。緊急事態宣言下の茨城県の77・66人や栃木県の77・46人を上回る。ワクチン接種は25日時点で、市民の40・4%にあたる約7万6千人が1回目を済ませ、33%の約6万2千人が2回目を終えた。(三ツ木勝巳)

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