山梨県内は5日も太平洋高気圧に覆われ、甲州市勝沼では全国2番目に高い最高気温38・8度を観測するなど各地で最高気温が35度を超える猛暑日となった。甲府地方気象台などは熱中症警戒アラートを6日までの5日間連続で発表し、暑さに厳重な警戒を呼びかけている。暖気が滞留する甲府盆地に太平洋岸からの暖かい空気が吹き込んだ影響とみられ、勝沼では4日に今年5回目の全国一番の最高気温を記録。この暑さはしばらく続きそうだ。【山本悟】
同気象台によると、県内各地の5日の最高気温は勝沼で38・8度となったのをはじめ、甲府37・7度▽身延町切石36・9度▽甲府市古関36・3度▽南部町南部35・8度――。勝沼の最高気温は平年より5・3度高く、大阪市中央区(38・9度)に次ぐ全国2番目の暑さとなった。