
明治天皇から恩賜林が御下賜されてから、11日のきょうで114年を迎えるのに合わせ、甲府市で記念式典が開かれました。
明治天皇は1911年の3月11日、水害の復興に役立てるようにと皇室が所有していた山梨県内の森林のほとんどとなる、およそ164,000haを山梨県に下賜、つまり譲渡されました。
11日は県や恩賜林保護組合など関係者約70人が出席して、甲府市の恩賜林記念館で御下賜114周年の式典が開かれ、長崎知事が明治政府からの御沙汰書を奉読しました。
県は昇仙峡など甲府市北部の観光振興に恩賜林を活用するため、「武田の杜価値向上」の取り組みを進めていくことにしています。
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