新型コロナウイルスの感染者の急増で病床がひっ迫する中、山梨県は患者用病床を新たに62床確保した。宿泊療養施設も今月中に1カ所増やす方針だ。県内では感染者が急増し、新型コロナウイルス用の病床使用率は24日午前0時時点の病床使用率は77.7%と8割に迫っている。長崎知事は24日の定例会見で、新型コロナウイルス患者用の病床を県内6つの重点医療機関で新たに62床確保したと発表した。これで新型コロナ患者用の病床はこれまでの305床から367床となり、約2割増加した。また、長崎知事は宿泊療養施設について、今月中を目途に新たに1カ所開設し、受け入れを始める方針も明らかにした。県は「現時点では規模や場所は明らかにできない」としている。これで県内の宿泊療養施設は合わせて4カ所となる。県はこのほか複数の宿泊療養施設の開設に向け、関係者と交渉していて来月の運用開始を目指したい考えだ。
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