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2024/04/16 ,

年間輸出量が2~3倍見込みのワイナリーも 34年ぶりの円安が追い風 ワインの輸出が好調

年間輸出量が2~3倍見込みのワイナリーも 34年ぶりの円安が追い風 ワインの輸出が好調

山梨を代表する産業のワインは円安を追い風に輸出が好調で、年間の輸出量が2倍か3倍を見込むワイナリーも出ています。

2023年4月16日の東京外国為替市場は円を売ってドルを買う動きが強まり1ドル=154円40銭台と約34年ぶりの円安水準となりました。

甲州市勝沼町のワイナリー「くらむぼんワイン」です。

100年以上続く老舗で輸出も手掛けています。

くらむぼんワイン 野沢たかひこ社長:
「これが輸出している甲州。日本の和のデザインを墨絵で日本から来たと分かりやすいかたちに」

円安には2つの側面があります。

国内の販売は海外産ワインの仕入れ値が上昇することから今後、値段が上がる可能性があります。

一方、輸出は海外での価格が安くなり競争力が高まります。

特に今メリットを感じているのは輸出でこの2、3か月で注文が一気に増加しました。

野沢 社長:
「当社の場合は特にヨーロッパ欧米市場に輸出しているものが多いので、ここのところ注文は急にきている。年間を通して2倍3倍は期待しています」

コルクやビンなど輸入に頼る資材は値上がりしているものもありますが、こちらのワイナリーでは欧米で好まれる食事と一緒に楽しむワインなどの輸出をさらに増やしていきたいと考えています。

野沢 社長:
「コロナ明けて欧米市場も飲食店がにぎわっているので、このまま輸出が伸びてくれれば良いなと思っています」

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