山梨県笛吹市芦川町にあるスズランの群生地を守ろうと植物の研究に取り組む笛吹高校の生徒が新たな苗を植えました。
山梨県笛吹市芦川町には二ホンスズランの群生地があり、笛吹市や地元の観光協会が保全を行っています。
県立笛吹高校の植物研究部は4年前から二ホンスズランを研究し、適切な日照時間や土の湿り気といった生育状況の研究・調査を続けてきました。
きょう27日は研究に基いて4人の生徒が群生地に約500株の苗を手作業で植え、凍結に備えて保温用の枯れ草や藁を撒きました。
笛吹高校植物研究部 遠藤花穂さん:
自分たちや先輩方が研究してきたものが形に残ってうれしい。
たくさんの人に見てもらえるようにきれいに育ってほしい。
生徒たちが植えたスズランは来年の5月中旬ごろに開花するということです。
元記事を読む