冠婚葬祭で使われる祝儀袋や香典袋を製造する山梨県市川三郷町の企業が販売に挑戦しました。
売場は自動販売機
東京メトロ有楽町駅に設置された自動販売機。
よくみると…中に入っているのは祝儀袋や香典袋です。
市川三郷町で135年続く紙製品メーカーマルアイが11月試験的に導入しました。
設置のきっかけは社員自身の経験でした。
マルアイ 新市場・商品開発部 高谷浩平部長:
突発的なお通夜がある時に(駅の)ショップが無くて困った。
それを何とか回避する方法は無いかと思い立ったのがきっかけです。
販売されているのは慶事用が11種類、弔事用が3種類、それにポーチ型の袱紗です。
種類が豊富な上、デザインにもこだわります。
水引でHAPPYと描かれた祝儀袋や、出産祝い向けのこちらは機能性も重視しています。
マルアイ 商品開発部 大久保泰子さん:
生まれてきた赤ちゃんにお使いいただけるように、タオル生地の祝儀袋になっています。
首に巻くような形で赤ちゃんのよだれ掛け(スタイ)にできる祝儀袋も取り揃えています。