富士河口湖町に8日、新しい観光施設がオープンしました。河口湖駅周辺の過度な混雑による観光公害=「オーバーツーリズム」を解消しようと、県内の観光地を巡るツアーを紹介しています。河口湖駅前のビルの一室にオープンしたのは、観光交流拠点「ツーリスト・ベースカワグチコ」で、旅行会社JTBが運営しています。外国人観光客をターゲットに、富士山を一望できるスペースでほうとうやおにぎりなどの日本食のほか着物や甲冑の着付け体験を提供。オバーツーリズムの解消へ、その場で発着する昇仙峡など県内観光地へのバスツアーも用意されています。施設ではほかに電動キックスケーターも貸し出していて周辺の景色を楽しみながら河口湖を周遊することもできます。JTBは「甲府市や笛吹市にも観光交流拠点を整備を検討していく」としています。
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