甲府店も立ち入り検査 ビッグモーター自動車保険の不正請求 植栽伐採は電柱埋設のため「問題なし」 山梨県

中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の不正請求問題で、国土交通省は28日、全国34の店舗の整備工場に立ち入り検査した。立ち入り検査は道路運送車両法に基づくもので、甲府店には午前9時ごろ査察官2人が調査に入った。道路運送車両法は、依頼を受けていない整備に対し料金の請求を禁じていて、検査の結果、違反が確認されれば行政処分を検討するとしている。甲府店はビッグモーターが公表した特別調査委の報告書で、不適切な整備の疑いがあると指摘されたため、検査の対象になったという。一方、ビッグモーターを巡っては、全国で店舗前の植栽が枯れるなどの被害が相次ぎ、道路の管理者が調査に乗り出す動きが出ている。甲府店の前では、3年前に植栽が伐採されていますが、甲府河川国道事務所によると、電柱の埋設工事に伴い同事務所が伐採したもので「全く問題はない」という。

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