SDGsとは、環境問題や貧困、教育など地球上の様々な課題の解決に向けた17の目標を指します。
今回は、食品ロスとごみの削減へ向け、山梨県内でも広がりを見せる「量り売り」について取り上げます。
この量り売りには、無理することなくより豊かに暮らせるヒントもありました。
県内の量り売りの先駆けともいえるのが、菓子メーカー シャトレーゼの取り組みです。
初回に購入したボトルに樽出しの生ワインが直接注がれるシステムで、約20年続いています。
シャトレーゼ 原 令子さん:
家で瓶を処分する手間も省けるので、経済的にも環境にも優しい取り組み。
一方、5つ星マイスターが経営する甲府市の古守米店が始めたのが、2kgからのコメの量り売りです。
必要な分だけを買うことで、食品ロスの削減に繋がります。
古守米店 四代目 店主 古守浩子さん:
昔は5kg10kg大量に買っていた方も、核家族だったりで、精米したてのお米をおいしく食べられることで、新規の客は増えたと実感している。