新型コロナが5類に引き下げられ、仕切り板のパーティションを取り外している飲食店があります。
しかしそのパーティション、保管場所がなく店が頭を悩ませています。
山梨市の中華料理店「喜多八」です。
5月8日に新型コロナが5類に引き下げられたことを受け、客席にあった仕切り板、パーティションを取り外しました。
喜多八 斉藤雄太店主:
宴会でもコロナ中は個人盛りしていたが、中華料理の醍醐味は大皿をみんなでつつく。料理を楽しむという部分ではパーティションは無い方がいいかと思います。
パーティション設置は県のグリーンゾーン認証を受けるための条件でしたが、今は制度が変わり、通常時は設置の必要がなくなりました。
こちらの店では国や県の補助金を活用し、約100枚のパーティションを購入しましたが、取り外した今、置き場がありません。
喜多八 斉藤雄太店主:
これはパーティションを立てる足です。たくさんあります。
現在は店内と自宅のあわせて4か所に分けて廊下や宴会場の隅などにまとめてあります。
大きなパーティションは産業廃棄物として扱われるため、一般のゴミ収集場所に出すことが出来ず、廃棄するのにも費用がかかります。
喜多八 斉藤雄太店主:
捨てるのも忍びないし、もし今後コロナの数が増えた場合、またパーティションしなさいということもあり得るので、置く場所は考える。なるべく客の邪魔にならないところを選んで置くようにしている。
今後も当面の間、今の状態で保管することにしています。
なお、県では新たな感染症の感染拡大に備え、パーティションを保管するよう求めていますが、保管場所がない飲食店は大きな悩みとなっています。
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