山梨県の伝統産業=宝飾品のデザインや加工技術を学ぶ県立宝石美術専門学校の入学式が、甲府市で行われました。
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県庁の防災新館で行われた入学式には、男女合わせて36人の新入生が出席しました。
新入生代表 今 星詩留(こん せしる)さん:
本日私たちは、歴史と伝統のあるジュエリー産業の担い手として、また新たに創造していく者として、第一歩を踏み出します。
新入生は3年間で宝飾品をデザインする発想力や研磨技術を学びます。
ジュエリー業界は新型コロナの影響を大きく受けましたが、学校によりますと この春卒業した生徒は宝飾関連の仕事の就職が決まり、2023年度の新入生の数はコロナ禍以降で最も多いということです。
新入生は:
「自分の作ったものを街なかで誰かがつけているのを見て「自分の作ったものだ」とわかる瞬間を目指して、これから頑張っていきたいと思います」
「デザインしてジュエリーに仕立てて販売まで手がける職人になりたいと思っています」
山梨の伝統産業の担い手が、4日に学びの一歩を踏み出しました。
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