卒業と同時に必要がなくなった制服を再利用するSDGsの取り組みを紹介します。
中古の制服を通常の1割以下の価格で販売するNPOを取材しました。
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山梨県中央市の住宅の一角に保管されているのは県内全域から寄せられた制服です。
NPOユニフォーム リサイクリング リンク 坂本吉仁代表:
高校だけで2000点くらい。
管理しているのはNPOユニフォームリサイクリングリンクの坂本吉仁代表です。
2017年にNPOを立ち上げ、制服を再利用する活動をスタートさせました。
坂本吉仁代表:
入学時にお金がかかる。制服がすごく高いと聞いてその金額に驚いた。何とかその負担を減らすことができないかと始めた。
学校の制服は一式揃えると3万円から10万円ほどかかります。
坂本吉仁代表:
(ニットベストは)以前のものだと紺色か黒いものだったが今は全部マークが入っている。これだけでも1着5000円から7000円くらい。(高い制服に)意味があるのか。その分、子どもたちの実のあることにお金をかけてあげればいいと思う。
そこでNPOユニフォームリサイクリングリンクでは制服を引き取って市販価格の実に1割以下で販売しています。
志村知美記者:
このブレザーは3000円。スカートは2000円です。非常に状態も良く、まだまだ着られそうです。
詰め襟は2000円、スラックスは1500円で、学校の夏服と冬服、全てを低価格で揃えることができます。
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