富士北麓地域に伝わる「水ネギ」の収穫が、富士吉田市で最盛期を迎えている。富士吉田市上暮地にある勝俣智一さんの田んぼでは、水ネギの収穫が先月下旬から始まった。水ネギは富士山の湧き水で栽培され、JA北富士によると、味の濃さや香りの強さ、根っこまで食べられる点が特徴だ。江戸時代から富士北麓地域で栽培されてきたとされるが、高齢化などの影響で生産者が減少。現在、出荷しているのは勝俣さん1人だけだという。勝俣智一さん「伝統野菜なので絶やすことなくやっていきたい。笑顔だったりおいしかったという言葉を想像して作っている」勝俣さんの水ネギは道の駅富士吉田などで販売されている。
元記事を読む