「第25回科学写真展」(山梨県立科学館など主催、毎日新聞甲府支局など後援)への応募全作品が、甲府市の県立科学館で展示されている。同展は、写真撮影を通じて子供たちに自然現象や科学への関心を高めてもらうおうと毎年開催されている。今回は県内の小中高校生から2885点の応募があった。13日まで(12日は休館)。
小、中、高校生の3部で募集し、最優秀の県知事賞には、小学生の部で山梨市立日下部小2年の原旺司郎(おうしろう)さんの「ももほおばり」▽中学生が上野原市立上野原中3年の平山こはくさんの「ミツバチの巣分かれ」▽高校生は県立身延高1年の三枝蓮太郎さんの「夏の虹色」――が選ばれた。同展担当の金井麻美さんは「夏休みの宿題としている学校が多いためか、昆虫や雲、花火を被写体とした作品が目立った」と話している。