山梨県は18日、物価高騰対策として、新たに省エネ家電の購入を支援する考えを明らかにした。県議会への12月補正予算案の概要説明で明らかにしたもので、県によると、省エネ家電の購入支援は、エアコンや冷蔵庫、LED正明などを対象に一定基準の省エネ性能を満たした商品の購入に対し、ポイント還元や商品券を配布する方法で実施する考えで、還元率は10%を目安に最大3万円までだ。また、低所得者への緊急生活支援も行い、政府が行う非課税世帯への現金給付の対象外となる住民税が均等割のみ課税されている世帯に対し3万円を給付する。また、賃上げを実施した中小企業に対し設備投資や人材育成などの経費を助成する方針だ。新型コロナ対策では、医療従事者に対し、応援金を支給する。支給額は、病床20床未満の医院やクリニックが最大60万円、20床以上の病院が100万円だ。コロナ病床1床につき5万円を上乗せして支給するという。12月補正予算案は73億円程度になる見通し。来月1日に開会予定の県議会に提出される。
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