山梨ヌーボーの解禁日となった3日、各地でイベントが開かれにぎわった。甲州市の「勝沼ぶどうの丘」では、山梨ヌーボーが試飲できる「新酒フェア」が開かれた。山梨ヌーボーは「甲州」か「マスカット・ベーリーA」で造られた新酒ワインだ。会場では、県内でこの秋に生産されたワイン37種類を試飲でき、訪れた人はさまざまな香りや味を楽しんだ。勝沼ぶどうの丘によると、ことしのワインの出来は「上々」で「みずみずしさ」や「果実感」が特徴的な仕上がりになっているという。一方、昭和町の総合スーパーは特設コーナーを設け約30種類の山梨ヌーボーを販売している。同スーパーによると、ことしは円安などの影響で今月解禁されるボージョレ・ヌーボーなど輸入ワインの価格が上昇。このため、運営会社は山梨ヌーボーの需要は高いとみて、山梨、東京、神奈川、千葉の4都県で去年より10%多い1万8千本を用意したという。
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