山中湖観光協会は28日から「山中湖 夕焼けの渚 紅葉まつり」を開く。例年は旭日丘湖畔緑地公園を会場としているが、今年は「新たな魅力を創造し、湖全体で紅葉を盛り上げていく」(協会担当者)として、会場規模を拡大。緑地公園をメイン会場にし、山中湖西側の山中諏訪神社をサテライト会場とする2会場制で誘客力の強化を図る。 サテライト会場の山中諏訪神社では、敷地内にある遊歩道沿いの木々をライトアップする。モミジやブナの紅葉が楽しめるといい、「山の中を歩いているような風情が楽しめる」(協会担当者)という。 メイン会場の出店エリアにはキッチンカーや雑貨を販売する店舗が出店。先端技術を駆使するアート集団「チームラボ」のイベントもメイン会場内で同時開催(別途チケットが必要)する。 紅葉まつりは毎年6万人が訪れ、木々がライトアップされる遊歩道を約400メートル延長した昨年は過去最高の9万人が来場した。今年は12万人以上の来場が見込まれる。 紅葉まつりは28日から11月13日まで。ライトアップはメイン会場、サテライト会場ともに午後4時半~午後8時半(金、土曜日、祝前日は午後9時まで)。協会の担当者は「多くの人に来場してもらい、紅葉を楽しんでもらいたい」と話している。
紅葉まつり 2会場に(山梨日日新聞)