山梨県内では23日、新型コロナウイルスの新規感染者が1199人確認されたと発表された。火曜日としては過去最多となった。先週の火曜日から165人増えて、2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。午前0時時点の入院患者は220人、病床使用率は52.1%で、今月5日以降5割を上回る状況が続いている。感染拡大の状況を受け、長崎知事は夜間の急な発熱などで解熱剤を買いに行けない人のために県が購入、配送する代行サービスを29日から始めることを明らかにした。医療現場のひっ迫状況を受け、県はこのサービスで発熱患者の救急車や夜間救急の安易な利用を減らしたい考えだ。このほか、長崎知事は県が実施する予約不要の大規模接種を9月以降も継続する方針を示した。また今月末までの県民への臨時協力要請については「感染状況を踏まえ期間の延長や要請内容の追加を検討する必要がある」とした一方、行動制限の要請については「理解や協力が得られない」などとして現状は求めない考えを示した。
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