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2022/08/03 ,

音楽で丹波山を元気に 移住男性らユニット結成 村の魅力楽曲でPR

音楽で丹波山を元気に 移住男性らユニット結成 村の魅力楽曲でPR

 丹波山村に、音楽を通じて地域おこしに取り組んでいる2人の男性がいる。ユニット名は「双鴨」。これまでに村を題材にした楽曲や地元中学生の卒業ソングの制作などを手掛けてきたほか、村内でコンサートも開いてきた。2人は「音楽をきっかけに丹波山村に興味を持ってもらえればうれしい」と話している。  双鴨は、村地域おこし協力隊の仲野宏樹さん(41)と、丹波山村で生まれ育った酒井智生さん(59)の2人組ユニット。仲野さんが「のっち」の愛称でギターボーカルを、酒井さんが「チャーボー」と称してタンバリンやカホンなど打楽器を担当している。  仲野さんは筑波大卒業後、ロックバンドの一員としてインディーズデビュー。全国のライブハウスや学校などで演奏活動をしていた。埼玉県や東京都などの特別支援学校の教員として勤務経験もある。  「新しいことにチャレンジしたい」と決意し、丹波山村に移住した仲野さん。「得意分野の音楽を通じて村を盛り上げたい」と考え、村から音楽を発信するプロジェクト「たばやまレコード」を立ち上げた。たばやま村民タクシーで働く酒井さんは、中学時代に打楽器を始めた。地元のバンド活動ではドラムを担当し、地域のお祭りで演奏を披露してきた。2人は知人の紹介で知り合った。  昨年3月結成のユニット名は、村で造られていた地酒「双鴨」から名付けた。これまでに、村の豊かな自然や昔ながらの暮らしなどから着想を得て楽曲を制作。仲野さんが作詞作曲を手掛ける。8曲を収録したファーストミニアルバムを約千枚作り、村内の観光施設などで無料配布している。  仲野さんが丹波中の保健体育の非常勤講師をしていたのが縁で、今年3月には当時中学3年生の5人に向けた卒業ソングを制作。「村内から見上げる星空の美しさ」からイメージしたという楽曲で、生徒たちとともにレコーディング、動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)で公開している。また、村内のデイサービスを巡り、高齢者に音楽を届けている。  今後はツーリング客向けに村内を通る国道411号を題材にした楽曲の発表などを考えている。2人は「音楽を通じて地域を元気にしたい。丹波山の魅力を感じるきっかけになればうれしい」と話している。
音楽で丹波山を元気に 移住男性らユニット結成 村の魅力楽曲でPR(山梨日日新聞)

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