コロナ禍からの反転攻勢を目指す、観光誘致などの経済対策を盛り込んだ、6月の補正予算案を審議する山梨県議会が2日、開会した。長崎知事は、所信表明で「ゴールデンウイーク中は観光客が増えた一方感染者は増えなかった」とし、「感染症に強い社会づくりが進んだ」などと県の感染対策の成果を強調。インバウンド観光の再開に触れて「これまでの努力の成果を結実させる」とした。一般会計補正予算案は112億8000万円余りで過去最大で、コロナ対策ではプレミアム食事券での割引キャンペーンを6月末から8月末に延長するための関連費2800万円や東京ガールズコレクションの開催事業費7千万円を盛り込んでいる。6月県議会は17日までの16日間で、質問戦は来週7日から行われる。
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