木製品のよさを見直してもらい生活に役立ててもらおうと、南都留森林組合(都留市)が19日、曲げわっぱのワークショップを開いた。弁当箱として活用される伝統工芸品のイメージがあるが、参加者の中にはレーザープリンターでお気に入りの絵柄などを入れ、マイわっぱを完成させた。
わっぱづくりのワークショップは、地域材の普及に取り組む同森林組合の初の試み。地域材を地元で加工、販売することで地域経済が潤い、さらに森林の再生につなげるのが狙い。
組合によると、米飯を入れた曲げわっぱは木材の調湿作用で余計な水分を吸収、ご飯が冷めても食感が変わらず木目も美しいことから最近は若い女性にも注目されている。