山梨県早川町で、メープルシロップの原料となるカエデの樹液の採取が行われている。早川町の上原佑貴さんは、4年ほど前から、町内に自生するカエデの樹液でメープルシロップづくりをしている。樹液が採れるのは冬のこの時期だけで、今年も1月末から採取作業が始まった。木に小さな穴を開けて、ホースと容器を繋ぐと夜の間に樹液が溜まっていく仕組みだ。採取された樹液は酸化を防ぐため火にかけて沸騰させ、じっくりと煮詰めていき糖度が50度以上になるとメープルシロップが完成する。採取作業は今月末まで続けられ、出来上がったシロップは町内の飲食店や観光施設などで販売される。
元記事を読む