上野原市観光協会(佐藤満会長)は、JR上野原駅南口の地域活性化施設「ふらっと上野原」を一部改修し、県産ワインをそろえたワインショップを開設する。3月上旬のオープンを目指していて、協会は「上野原は山梨の玄関口。都心からの誘客につながるといい」と期待を寄せる。 市観光協会によると、施設は2階建てで、1階に観光案内所や市の地場産品をそろえた売店コーナーがある。ワインショップは、2階にあった市観光協会事務所の空きスペース約50平方メートルを改修する。 県最東端にある自治体として山梨の魅力をPRしようと、県内ほぼ全てのワイナリーを網羅。2千円前後のワイン約100種類を陳列する予定。 2階の窓にはワインボトルの実物大模型(モックアップ)を並べたラックを置き、施設の外からでもワインショップであることが一目で分かるようにする。1階には試飲コーナーも設ける計画だ。 1月上旬から改修工事を始めていて、3月上旬のオープンを目指している。佐藤会長は「東京などに住む人にとって上野原は山梨の玄関口。多くの人に県の魅力を知ってもらう施設にしたい」と話している。
上野原駅前にワイン店 市観光協会来月オープン(山梨日日新聞)