コオロギやバッタなどの昆虫食を扱う自動販売機が、昭和町上河東のJR身延線常永駅近くに設置されている。県内では初めてといい、地域の話題となっている。 昆虫食はタンパク質やミネラルなどの栄養価が高いことに加え、養殖効率も良いため環境への負荷が少ないとして、食糧危機を救う食材として注目されている。 自動販売機は同所で飲食店を経営する清水ゆりさん(42)が、昆虫食を広く知ってもらうとともに地域の話題になればと考え、長崎県の昆虫食専門業者に依頼して設置した。 コオロギやバッタなどの昆虫食を扱う自動販売機が、昭和町上河東のJR身延線常永駅近くに設置されている。県内では初めてといい、地域の話題となっている。
素揚げして塩で味付けしたバッタや、つくだ煮にしたイナゴ、コオロギの粉末を練り込んだクッキーなど10種類を1,000~1,100円で販売。10月末に自動販売機を設置してから、これまでに300個ほどが売れたという。 清水さんは「昆虫食に興味を持ってもらい、環境問題や食糧問題について考えるきっかけにしてほしい」と話している。
昆虫食の自販機昭和に コオロギ、バッタ…(山梨日日新聞)