JR甲府駅南口で20日、武田信玄公像の大掃除が行われた。今年で生誕500年を迎えた信玄公への感謝を込めて1年間の汚れが洗い落とされた。
信玄公像は1969年に設置され、台座も合わせると高さ6・2メートル。清掃は毎年12月下旬に行われ、年末の恒例行事となっている。
この日は、甲府市職員13人が参加。像にはしごをかけて上り、たわしやブラシで丁寧に汚れを落とした。周囲には、立ち止まって写真を撮る人の姿が見られた。
市観光課の深井和孝課長(48)は「雨風にさらされながら観光客らを見守ってくれたことに、感謝しながら作業した」と語った。