現役競走馬が休養できる新たな施設が山梨県北杜市に誕生した。施設では放牧された競走馬を間近で見ることができ、担当者は「競馬ファンを取り込み清里を盛り上げたい」としている。 オープンしたのは北杜市で観光牧場を営む「ホースブリッジ」の厩舎で8日、関係者が出席して竣工式が行われた。厩舎は現役の競走馬専用で最大52頭を収容でき、赤外線を利用して馬の筋肉をほぐす最新の治療用機器などが完備されている。 また、競走馬が厩舎の外で日光浴やウォーキングする様子は一般の人も見ることができ、ホースブリッジは「競馬ファンを取り込む新たな観光の形になる」と期待している。 厩舎では全国から集まった52頭の競走馬が体を休めていて、一般の人も9日から敷地内で馬を見ることができる。
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