行政や企業、それに子ども食堂などが一体となった体制をつくるための実証実験が山梨県笛吹市で行われました。
山梨県内では子どもの10人に1人が貧困状態にあるとされていて、県はこうした家庭に食料や生活用品を安定的に届けるための支援体制の構築を目指しています。
12月6日の笛吹市での実証実験では、企業やNPOから余った野菜などを募り、パルシステム山梨の倉庫に保管しました。
そして子ども食堂を運営する団体が受け取りに行き、60世帯へ届けるまでの流れを確認しました。
この取り組みは食品ロスの解消も期待され、来年度は他の市町村にも取り組みを広げていくということです。