来年夏の参院選に向けて自民党山梨県連の森屋宏会長は来月中に、擁立する候補を決定する方針を示した。候補者は公募によって決めることにしていて、選考委員会を今週にも立ち上げる。 自民党県連は4日、総務会を開き幹事長に河西敏郎県議、会長代理に浅川力三県議を充てる役員体制を決めた。最大会派に所属する河西氏を幹事長に起用する一方で、県有地問題で対立する会派に所属する浅川氏を会長代理に据え、会派間のバランスを取ったものとみられる。 森屋会長は会合後の取材に対し、来年夏の参院選に擁立する候補者を公募で決めると明らかにした。今週にも選考委員会を立ち上げ来月中には候補者を決めたい考えだ。 自民党は近年の参院選で県議経験者を擁立していて、今回も既に複数の県議の名前が浮上している。4日には党本部の茂木敏充幹事長も来県し、参院選で山梨での勝利が重要との考えを示した。 次期参院選を巡っては現職で、立憲民主党の宮沢由佳氏の立候補が有力視されている。
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