山梨県富士吉田市の富士急ハイランドで先月アトラクションの利用者がけがをしたと申し出たことを受け、山梨県が当該施設の運休を求めた問題だ。ハイランド側は1日夜、けがはアトラクションと無関係だったとし要請に応じない考えを示した。 長崎知事は1日、富士急ハイランドにアトラクションの利用者が先月、「けがをした」と申し出たことを巡り、施設の運休を求めたことを明らかにした。また、説明を受けるため富士急側に来庁を求めたのに拒否したのは「不誠実な対応だ」と非難していた。 これを受け、ハイランド側は会見を開き、「医師の意見も踏まえた中でアトラクションとけがの因果関係は認められなかった」と県の要請には応じない考えを示した。また長崎知事が来庁に応じなかったことを「不誠実だ」と非難したことについては「事前に電話やメールで丁寧に説明したつもりだった」と反論した。 県の要請に法的な拘束力はなく、県の担当者は「聞き取り調査も含め対応を検討している」としている。
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