山梨県は2日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の国内2例目の感染者と同じ航空機に搭乗していた濃厚接触者114人のうち2人が県内在住者だと厚生労働省から連絡があったと発表した。県は2人に県内の宿泊療養施設へ入所してもらい、入国後2週間までの健康観察と、2日に1回のPCR検査を実施する。
県によると、2人は入国時の検査では陰性で、入国後は自宅で待機していたといい、症状も特に出ていないという。
政府は1日、11月27日に成田空港から入国し、ペルーに滞在歴のある20代の男性がオミクロン型に感染していると公表。男性は発熱などがあり、医療機関で隔離している。この男性と同じ航空機に搭乗していた114人を濃厚接触者として扱うことを決め、各自治体に通知した。