県内でも新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が1日、山梨大医学部(中央市)で始まり、約90人が接種した。今春に1回目の接種を受けた同大の医療従事者など約4000人の接種を見込んでいる。米ファイザー製を使用する。
感染者数は全国的に減少しているが、新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内でも確認されている。初めに接種した島田真路学長は、「オミクロン株といえど、ワクチンによる抑止力はある程度働く」と述べ、積極的な接種を呼びかけた。
同大では来年2月頃までに医療従事者向けの接種を終える予定。その後は2回目の接種から8か月が経過した人から順次、職域接種を始める方針だ。