今年も山梨県山中湖村の山中湖で、日没時に富士山の山頂と太陽が重なる「ダイヤモンド富士」が見え、多くのカメラマンが写真に収めようと湖畔に訪れている。10月中旬から、東京五輪自転車競技ロードレースの激戦地となった三国峠のパノラマ台から見え始めたダイヤモンド富士は、太陽の動きに合わせて観測スポットが湖周辺の各地に移り、2022年2月25日ごろにパノラマ台に戻って山中湖の「ダイヤモンド富士シーズン」が終わる。
11日には大池浜周辺では湖のシンボル白鳥も照らし出され、ダイヤモンドの輝きを見せた。【小田切敏雄】