富士吉田市の地場産業である織物を中心に地域活性化を図るイベント「ハタオリマチフェスティバル」(実行委員会主催)が10月30、31の両日、同市下吉田地区で開かれた。市内外の織物や雑貨、飲食など約100業者がブースを出した。 台風や新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催で、小室浅間神社や国道139号(富士みち)沿いなどが会場となった。群馬県桐生市や静岡県浜松市など県外の織物産地からも繊維業者が参加。製造工程で傷がつくなどして市場に出回ることのない布生地「B反」の販売や音楽ライブが行われた。 初日は大勢の親子連れらが来場。地元から訪れた会社員奥脇みどりさんは「おしゃれなお店がたくさん出ていて歩いていてわくわくした」と笑顔だった。
織物販売やライブ 「ハタフェス」盛況 富士吉田(山梨日日新聞)