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2021/11/12

好環境活用、普及拠点に ジャンプ台常時開放 花輪高スキー部(秋田県鹿角市)

好環境活用、普及拠点に ジャンプ台常時開放 花輪高スキー部(秋田県鹿角市)

 全国高校総体(インターハイ)スキー競技で近年の東北勢は、秋田県鹿角市の県立花輪高が強い。学校近くにある全国大会開催可能なジャンプ台がスキー部に常時開放され、雪のない時期でも集中的なジャンプ練習が可能。クロスカントリーコースも整備されている。そして約30年スキー部一筋に根を張る指導教諭が、地域の少年団でも子どもたちの育成や普及に努めている。
 学校からバスで山道を約15分。花輪スキー場「アルパス」内に、ノーマルヒル規格のジャンプ台「花輪シャンツェ」がある。「部員は無料で、飛びたいだけ練習できる。市が推進する『スキーのまち・鹿角』の一環で、ありがたい」と大森敬一監督(53)は喜ぶ。1994年に体育教諭として母校に戻り28年目。複合種目のクロスカントリーも指導する。

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