シルクの里公園(中央市大鳥居)にある白いドーム状の遊具「ふわふわドーム」の改修工事が終了し、10月28日に供用が始まった。リニューアルされた人気の遊具では、初日から子どもたちの歓声が響いた。 市産業課によると、ふわふわドームは、旧豊富村時代の1994年に整備された。豊富地区の特産品である繭玉をイメージしたデザインで、ドームの上でトランポリンのように跳ねて遊ぶことができる。ドームの空気が抜けているのが分かり、昨年2月から使用を中止していた。 工事は10月に行われ、ナイロン製の幕2枚を張り替えたほか、ドーム内に空気を送り込む送風機も取り替えた。滑って地面に着地した際に衝撃を和らげる砂も補充したという。総事業費は2,145万円で耐用期間は10~15年。 初日に利用した子どもたちからは「たくさん跳ねることができて楽しい」「また遊べてうれしい」との声が聞かれた。ふわふわドームの使用対象は12歳以下で、使用時間は午前9時~午後6時。 市の担当者は「使用できない状況が続き、利用者にはご迷惑をおかけした。遊ぶときには靴を脱ぎ、周囲の人に注意しながら安全に利用してほしい」と話している。
「ふわふわ」改修完了 歓声戻る(山梨日日新聞)