県教育委員会は、県内27校の全日制公立高校について、募集定員を過去最少の5250人とすることを決めた。今年の春よりも30人少なく、6つの高校で定員が減った。募集定員の減少は7年連続で少子化による生徒数の減少が要因だ。募集定員が6人減ったのは、北杜の総合学科、韮崎工業の工業科、富士北稜の総合学科だ。4人減ったのが、塩山の商業科、上野原の総合学科、都留興譲館の工業科だ。一方で、募集定員を増やした全日制高校はなく、定時制や通信制、特別支援学校については定員の変更はないという。来年春入学の全日制高校の入試は、前期が来年2月1日と2日、後期が3月3日に実施予定だ。また、今年の春と同様に新型コロナウイルスに対応するための特別日程も設けられる。
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