衆議院選挙で、山梨県では1区・2区ともに敗北を喫した立憲民主党県連は8日夜、執行部会を開きました。
執行部の責任を問う声もあがったということですが、来年夏の参院選を見据え、戦略などの立て直しが急務となっています。
立憲民主党は、10月31日の衆院選では、1区の中島克仁さん、2区の市来伴子さんがともに自民党の候補に敗れ、自民党に小選挙区での議席の独占を許しています。
8日夜は、選挙後初めて、県連所属の国会議員や県議による執行部会が非公開で開かれ、1区・2区それぞれでの議論を踏まえたうえで、12月11日に県連としての衆院選の総括を行う事などを決めました。
共産党との連携も含めた野党共闘のあり方や、大票田の甲府で前回の約700票から今回は約3000票に差を広げられて敗れたことなどが総括のポイントになるとみられています。
また、選挙での敗北を受けて、小沢雅仁県連代表を含めた執行部の責任を問う声もあがったということです。
立憲民主党では、現職の宮沢由佳さんが来年の参議院選挙で改選となることから、衆参合わせた県内選挙区で「最後の砦」となる議席を守るために戦略や組織の立て直しが急務となっています。