山梨県富士川町で特産のユズの出荷が8日、始まった。ことしは豊作で香り高いユズに育ったという。富士川町穂積地区では、養蚕に変わる産業として半世紀以上前にユズの生産がスタートし、今では東日本有数の産地として知られる。地元の農家でつくる組合の畑では7日から収穫が始まった。ユズは豊作の表年と不作の裏年が交互に訪れるそうだが、ことしは嬉しい表年だという。寒さで少し色づきが遅れたものの、最近の好天で持ち直し、色や形、香りともに申し分ないユズに育ったという。ユズは組合の直売所や道の駅で販売される。収獲は来月22日の冬至の前後まで続く。
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