電力を無線で飛ばす技術「ワイヤレス電力伝送技術」の研究を進めようと、山梨県が大学や企業と協定を結びました。
山梨県と協定を結んだのは、愛知県の豊橋技術科学大学と富士吉田市の富士ウェーブです。
富士ウェーブは、離れた場所に無線で電力を送り届ける技術を使った製品を開発する企業で、豊橋技術科学大学と走行中の電気自動車に地面から給電する技術を研究しています。
今回の協定により、山梨県は実証実験ができる場所を提供します。
この技術が確立されれば、山梨県が検討する富士山登山鉄道にも応用できると期待されています。
また県は、セミナーなどを通じて県内企業にも、その技術を普及したいとしています。