新型コロナのいわゆる「第6波」について山梨県は、感染者数は1日あたりで最大150人と想定していることがわかりました。
過去最多だった今年8月の1.5倍程度になりますが、県は現状の医療体制で対応は可能と見込んでいます。
これは26日夜開かれた、県の医療対策会議で示されたものです。
それによりますと、いわゆる「第6波」として今のデルタ株の2倍の感染力を持つ変異ウイルスを想定した場合、新規の感染者数は1日あたりで最大150人、療養者の数は最大1046人としています。
これは過去最大となった今年8月の1.5倍程度ですが、全国平均でワクチン接種が現状56パーセントの若年層でも70パーセントまで進むことなどを前提に、感染者の数はある程度抑えられるとしています。
また、医療体制については、既存の計1300あまりの病床と宿泊療養施設の部屋でカバーできるとしています。
県は今後、想定通りに病床が稼働できるかなど確認した上で「第6波」に備え、11月中に医療体制の新たな確保計画を策定することにしています。