山梨県のワイナリーやブドウ畑を舞台にした映画「シグナチャー」の撮影が、山梨県甲州市で始まり、8月10日制作発表会が開かれました。
映画「シグナチャー」は、世界に通用するワイン造りに奮闘する醸造家・安蔵光弘の人生を描く実話をもとにした物語で、3年前に公開された「ウスケボーイズ」に次ぐ、山梨のワイン産地を舞台にした作品です。
10日は甲州市勝沼町のワイナリーで、柿崎ゆうじ監督や主演の平山浩行さんらが参加して、制作発表会が開かれました。
この中で柿崎監督は「ワインも人物だと思って撮影し、醸造家の情熱や日本ワインの素晴らしさを感じる作品にしたい」と挨拶しました。
映画シグナチャーの撮影は、甲州市と山梨市のワイナリーやブドウ畑、それに甲府市と富士吉田市など、全体の95%が山梨県内になる見込みで、来年、全国で公開される予定です。