一部のホテルなどで宴会の制限が緩和される山梨県の「グリーン・パス実証事業」が10月18日始まりました。
緩和条件の1つである抗原検査と陰性証明書発行の手順が、公開されました。
やまなしグリーンパスは、県独自の取り組みで、利用客がワクチン接種や陰性証明でグリーン・ゾーン認証施設の個室で行う宴会について、人数や制限の緩和を目指すものです。
県内のホテルなど4施設を対象に、実証事業が18日スタートし、このうち抗原検査でグリーンパスを取得する模擬手順が公開されました。
利用客が調剤薬局で検査キットを購入した後、自家用車などに戻って自分で検査し、陰性だった場合は、薬剤師が確認書を発行します。
ただし、抗原検査では宴会開始の24時間以内で対応する薬局もクスリのサンロード系の県内11か所に限られていて、県は今後、拡大を検討したいとしています。