早川町の南アルプスふるさと活性化財団が運営する「麓の直売所」(早川町保)は、生鮮食品の取り扱いを始めた。スーパー「セルバみのぶ店」(身延町飯富)と提携し、週に2回、商品を仕入れて販売していて、利用者から好評という。 財団によると、これまで町内には肉や魚などの生鮮食品を扱う商店がなく、町民は町外まで買い物に出掛ける必要があった。町民の負担を減らそうと町から最寄りのスーパーである「セルバみのぶ店」と提携し、4月から販売を始めた。 直売所では精肉や刺し身、チーズといった生鮮食品を陳列していて、商品を仕入れる火、木曜日に合わせて直売所を訪れる利用者もいる。希望する商品を直売所に伝えると、仕入れに合わせて用意することもできるという。 利用者からは「町外に出ずに生鮮食品を買うことができる」「移動距離が少なくなり、便利になった」といった声が寄せられているという。 「セルバみのぶ店」を運営する山梨さえきの担当者は「早川町内にもセルバみのぶ店の利用者は多い。町民の生活をより便利にするため、今後も提携を続けたい」と話している。 直売所の営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは麓の直売所、電話0556(45)2525。
早川に生鮮品売り場「麓の直売所」好評(山梨日日新聞)