山梨県内では10日、38人の新型コロナウイルス感染が発表され、今月の感染者は500人を超えた。感染が分かったのは10歳未満~60代の男女38人で、中等症が1人、そのほかは軽症か無症状だ。今月の感染者は523人となった。内閣府によると、医療従事者を除き県内で1回目のワクチン接種を終えた人は29万4095人となった。接種率は35.58%で全国41番目だ。2回目の接種を終えたのは29.28%の24万2032人で高齢者の接種率は84.31%となっている。こうした中、富士吉田市では県による大規模接種が始まった。対象は教職員や警察官、やまなしグリーン・ゾーン認証を受けた施設の従業員ら2万5000人だ。予約率は25%でまだ空きがあるという。大規模接種は甲府市でも18日から始まる予定で、県は週内を目途に対象を拡大するか判断する。
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