県は13日、新型コロナウイルス感染症対策を講じたグリーン・ゾーン認証施設で、人数制限のない個室宴会や、認証基準の一部緩和に向けた実証事業を始めると発表した。ワクチン接種済証や陰性証明書といった「グリーンパス」を提示した県民に限定し、一部施設で大人数の宴会を段階的に緩和するとともに、安全性を検証する。
感染リスクを抑えながら経済活動の正常化を目指す施策の一環。事業は2段階で、第1弾は18~31日。常磐ホテル(甲府市)▽富士山温泉ホテル鐘山苑(富士吉田市)▽石和健康ランド(笛吹市)▽スパランドホテル内藤(同)の4施設で、パスを提示した利用者による個室での人数制限のない宴会などをし、その後の感染の有無などを調べる。