富士吉田市民でつくる「富士山火焔(かえん)太鼓の会」(宮下英司会長)のメンバーが16日に富士吉田市緑ケ丘2の「ふじさんホール」で開く35周年記念コンサートに向けて練習に励んでいる。新しい芸能を創造し伝承を図ろうと1985年2月に発足。コロナ禍で1年延期となったが、小学生から70歳代までの異なる年代と職業の約40人の市民が、35年を超える伝承の成果を発表する。【小田切敏雄】
「一心響応(いっしんきょうおう)」と名付けたコンサート。和太鼓の響きが人々の心に応じ、すべての人々が一つになる――との思いを込めた。