笛吹市は、市内の果物や観光地をPRしようと、市の外国語指導助手(ALT)3人がブドウ狩りをする様子などを会員制交流サイト(SNS)で生配信した。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で海外渡航が制限されている中、渡航再開後を見据えて市の魅力を発信しようと企画した。 日本政府観光局(JNTO)が各地の観光情報を国内外にライブ配信する事業の一環で、市と連携して19日に実施。JNTOのフィリピン、インドネシア、マレーシアの事務所のフェイスブックアカウントで中継した。 ALTの3人は英語で同市御坂町夏目原の「御坂農園グレープハウス」を紹介。シャインマスカットの収穫を体験した後、巨峰やマイハートなど4種類のブドウを試食した。品種によっては種がなく、皮ごと食べることができることを説明した。 市観光商工課の担当者は「コロナ禍でも情報発信を絶やさず、市の観光需要を喚起していきたい」と話している。
ALTのブドウ狩り配信 笛吹市渡航再開見据え(山梨日日新聞)