新型コロナウイルスとともに秋以降懸念されるのが、インフルエンザの流行です。
そのインフルエンザのワクチン接種が10月1日、山梨県中央市のクリニックで始まりました。
中央市東花輪の小俣内科クリニックです。
10月1日、インフルエンザのワクチン接種が始まり、予約していた約10人が接種しました。
インフルエンザは、例年10月下旬から感染者が増えますが、昨シーズン県内では流行せず、41の定点医療機関からの感染報告は、わずか1人でした。
「去年インフルエンザが流行していないので、インフルエンザに対する免疫を持っていない人が多いと思う。今年、もしインフルエンザが流行した場合、重症化する方が、かなり増えると思うので、特にワクチンを打ってほしい」(小俣内科クリニック・小俣俊明院長)。
また、新型コロナウイルスと流行が重なった場合、医療機関がひっ迫し、インフルエンザの重症者が入院しにくくなる恐れがあるということです。
そこで小俣院長は、インフルエンザの重症化を避けるために子どもや高齢者、それに妊婦や基礎疾患のある方は、率先してワクチン接種をしてほしいとしています。
なお国は、新型コロナとインフルエンザのワクチンは、2週間以上の間隔を空けて接種するよう呼びかけています。