ジットグループ(南アルプス市和泉、石坂正人代表)と富士川町鰍沢の大法師公園西側農地の地権者でつくる「土録ほ場整備換地委員会」(細川勝男委員長)は、連携して地域活性化に取り組む協定を結んだ。 農地は広さ約3.3ヘクタール。所有者の高齢化が進み遊休化が進んだため、県が2016年から有効活用に向けた整備に取り組んでいる。このうち、年内に整備が完了する約1ヘクタールの圃場をジットグループが活用。農業と福祉を連携させ、町特産のユズやブドウ、マンゴーの栽培、観光農園の経営などに取り組む。 16日に富士川・はくばく文化ホールで行われた締結式で、石坂代表と細川委員長、志村学町長が協定書に署名した。石坂代表は「生まれ育った地域の活性化に携わることができ、うれしい。農家の人々が培ってきた農業への思いを未来に伝えていきたい」と話した。
農地有効活用へ連携協定を締結 ジットと富士川の地権者(山梨日日新聞)